社員インタビュー
若手コンサルタントの業務内容・やりがいとは?

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イージフのことをもっと知ってもらうインタビュー企画。
今回のインタビューでは、若手メンバーの1人である岸本さんに普段の業務やコンサルタントのやりがいについて伺っていきたいと思います。

岸本 彗

岸本 彗KEI KISHIMOTO

早稲田大学国際教養学部国際教養学科卒業。
独立系グローバルコンサルティングファームを経てイージフに入社。会計システムの刷新プロジェクトおける方針策定フェーズ、ビジネス要件定義にて主に現行業務の可視化を担当。また、日系工業用機器メーカーの人材育成企画の支援にも従事。仮説設定や現場インタビュー、ワークショップの企画を実施。海外への留学経験があり英語が堪能。

コンサルタントへの転向

柴田
今回は若手メンバーの代表として、岸本さんに色々聞いてみたいと思っています。早速ですが、自己紹介を兼ねて大学卒業からイージフ入社までのキャリアを教えてもらえますか?
岸本
大学卒業後はWeb広告会社の営業としてキャリアをスタートし、新規開拓営業や代理店営業等を経験しました。お客様の課題解決という観点では、営業の仕事にやりがいを感じていましたが、課題解決の手段が「自社サービス中心」に限定されてしまう点にジレンマを抱えていました。そのような思いの中、より客観的な立場からお客様の本質的な課題解決を支援したいと思い、コンサルタントになるべく転職活動を始めました。
イージフへの入社は、後の上司となるメンバーの「過去のキャリア(あなた)も大事だが、現在・未来のキャリア(あなた)も同じぐらい大事です」というひと言が決め手でした。
柴田
Web広告会社の営業という最初のキャリア選びには何か基準があったと思うのですが、学生時代はどう過ごしていましたか?
岸本
大学では、日本文学・日本文学史を中心に勉強していました。学部が自由な学風だったこともあり、他にも好奇心の赴くままに考古学の講義を聴講していました。
また、人の成長の支援に興味があったことから塾講師としてアルバイトをしていました。従業員数が10名未満の個人経営の塾だったこともあり、必然的に個人の裁量が大きく、授業の企画から各生徒の学習支援まで幅広く任せて頂きました。働く過程で、「生徒の課題解決を支援し、その成長に貢献できること」が好きなのだと自覚をするようになりました。この点を軸に新卒での会社を選びました。
柴田
コンサルタントへの転向に繋がる考えが学生時代にあったのですね。続けてコンサルタントとしての仕事についてですが、これまで参画してきたプロジェクトで特に印象的/達成感を得たプロジェクトは何かありますか?
岸本
大手通信会社の戦略的子会社での「システム開発体制構築支援」ですね。
このプロジェクトは大規模基幹システムのカットオーバー後に立ち上がったのですが、システム構想企画~カットオーバーの過程で多くのトラブルが発生した事実を受けて、お客様が従来採用してきたシステム開発体制を改善したいというご要望がプロジェクト発足の背景にありました。
フェーズは、システム保守・運用フェーズでした。
柴田
どのようなタスクを担当していましたか?
岸本
主に3つの業務がありまして、お客様と議論を重ねながら推進していました。
①新システム開発体制案(全体像)の作成
②新体制で使用する標準ドキュメント作成
③新体制におけるドキュメント使用ルールの整備

柴田
そのプロジェクトが特に印象的だったと思うのはどうしてですか?
岸本
2点の理由がありまして、1点目は、「プロジェクトの肝となる領域を任されたこと」で、2点目は「担当領域での成果をお客様に評価して頂いたこと」です。
1点目については、「全体像の作成」や「新体制における重要な仕組みの構築」等、支援の肝となる領域を一任してもらえた点に由来します。基本的な方針をPMが決めた以外は、お客様側の担当者も巻き込みながら、主体的に考えて仕事を進めていきました。例えば、現行の体制や必要な情報のリサーチ・ヒアリングから、お客様へのプレゼン、成果物の納品までですね。
プロジェクトメンバーにサポートしてもらいながらも完遂できたためか、2点目の理由にもあるように、お客様にも高く評価して頂けたので非常に達成感がありました。

イージフに入社してからの日々

柴田
岸本さんが入社してほぼ丸2年ですが、早い段階で良い経験が出来たのですね。ちなみに、1日の仕事はどのような流れでしたか?
6:30:起床
朝早く打合せがあった場合にも対応できるように、この時間に起床しています。
~08:50:出社
始業が9時のため、オフィスへの10分前到着を心がけています。
なお、通勤時間は1日のスケジュールの確認や英語の勉強等に充てています。
11:00~11:30:ディスカッション準備
上司への進捗報告・担当領域のリスクや課題に関するディスカッションが午後に予定されているので、その準備をします。具体的には、段取りや業務遂行に必要な情報が何かを相談できるように、クライアントへの進捗報告資料のドラフトや、担当領域の状況・課題・対応案を記載した資料を更新します。
~13:00:ランチ
どのプロジェクトメンバーも自由にランチへ行きますが、私は情報交換を兼ねて他のチームメンバーと共に行きます。
14:00~15:00:上司とのディスカッション
冒頭で進捗報告をした後、午前中に準備したリスクや課題の相談や、クライアントへのヒアリングを基にしたアイディアについてフィードバックをもらいます。
客観的な意見を基に、リスク・課題への対策の検討や、アイディアのブラッシュアップを行います。
~19:30:業務終了・退社
予定していた業務の終了後、退社の前に翌日のスケジュール整理・ToDo確認をします。
この日は予定通りに業務が進んだため、19:30に退社です。(通常は20時頃、繁忙期は23時頃〜終電で退社しています)
柴田
ディスカッションはどの案件でも基本的に実施しますし、コンサルタント業務の1つの特徴かもしれませんね。
それにしても、通勤時も帰宅後も勉強しているとは、とても勤勉ですね。
それでは少し話題を変えまして、イージフ入社当時を振り返った際に得意/不得意だったことは何だと思いますか?
岸本
営業の経験があったため、入社当初からお客様とのコミュニケーションは得意意識がありました。一方で、コンサルタントの基本的なお作法ともいえるMS Officeの操作等には苦手意識がありました。さらに、当初はその「お作法」やお客様の視点に立っての考察が十分でなく、直属の上長から厳しい指摘を受けることもありました。指摘を素直に受け止め、愚直に実践していくことを継続した結果、お客様の貢献に繋がる成果を徐々に出せるようになりました。
柴田
採用面接の時も明朗快活に会話していましたし、たしかにコミュニケーション力は岸本さんの強みだと思います。続いて、入社当時と比べて何か「変わったな」「成長したな」と実感することはありますか?
岸本
「お客様の課題解決の支援」です。その為の最短距離を走る場合には、自身の成長云々よりもお客様の課題解決に必要なサービスの提供が最重要だと実感、言い換えると、自分の中で優先順位が「お客様の課題解決」>>>>>>「自分の成長」に変化しました。と言いつつ、課題解決のために全力を尽くした結果、いつの間にか成長している場合が大半ですが(笑)。
柴田
コンサル業界では俗に”クライアントファースト”と言われますが、全力で業務に臨むことはコンサルタントとして大切な姿勢ですよね。顧客最優先で業務に臨んだ結果として自身が成長できればこの上ありませんね。
それでは、会社としてのイージフの魅力は何だと思いますか?
岸本
個人の意思を尊重していることではないでしょうか。
イージフが大切にしている価値観の1つに、「自由と責任」があり、自らの責任を全うしている限り個人の自由を尊重してくれます。ワークライフバランス重視の社風、育児休暇取得率100%、海外留学やワーキングホリデー、大学院進学に対する理解等にも表れていると思います。
私自身の例として、プロジェクト終了後に有給休暇を申請した際、「1週間?少なすぎ!」と突き返されました (笑)。

柴田
有給休暇はどのメンバーも短くても2週間、それこそ1ヶ月間は取得していますしね。最後になりますが、今後入社を志望される若手の候補者にメッセージをお願いします。
岸本
コンサルタント未経験でも、ぜひ挑戦してみて下さい。
基礎的な土台としてのロジカルシンキングは非常に重要ですが、そこに壁を感じて身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、論理的に考えたり、話したりすることには、「自分の意見を正しく他者に伝えること」「他者の時間を無駄にしないこと」といった他者への思いやりが根底にあります。そして、他者を思いやる姿勢は、誰しもが持っているものだと思います。
イージフは、このような姿勢で仕事に臨むメンバーであふれています。この環境でコンサルタントに挑戦したい方は是非来てください!一緒に働ける時を楽しみにしています!